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淋病は排尿時に痛みを伴う可能性がある

性病の多くは自覚症状が出にくいので、発見が遅れてしまうケースが多いという問題があります。性病に感染する恐れのある性行為を行う機会がある人は、早期発見のために病気ごとに初期症状を知っておくことが大切です。自覚症状が出にくい性病でも、発症すると何らかの違和感や兆候を感じるので発見をすることは可能です。

淋病はクラミジア感染症と並んでポピュラーな性病のひとつですが、女性と比べて男性の方が自覚症状が出やすいという特徴があります。男性が淋病に感染して数日程度の潜伏期間が過ぎると、最初に尿道で炎症を起こして排尿時の痛みを感じるようになります。排尿時の痛み以外にも白または黄色の膿が排出されたり、尿道の出口が腫れて赤くなる場合があります。痛みは強くありませんが、男性であれば排尿時の痛みや違和感で淋病の早期発見が可能です。

女性が淋菌に感染した場合は無症状の人の割合が高いですが、排尿痛や下腹部の痛みなどの自覚症状が出る場合があります。この段階で病気に気づいて治療を開始すれば、卵管炎や卵巣炎といった不妊症につながる症状に進行するのを防ぐことができます。

淋病は初期症状を発症しても気づきにくい場合が多いですが、男性であれば排尿時の痛みや違和感に注意を払えば早期に見つけることができる場合があります。排尿時に何らかの異変を感じた場合は、検査を受けるようにしましょう。もしも陽性反応が出たら、症状が進行する前に早めに治療を開始することが大切です。

淋病の治療方法として、抗菌薬の内服薬または注射があります。以前は多くの種類の抗菌薬が有効でしたが、現在は薬剤耐性を獲得しているので有効な抗生物質が限られます。薬剤耐性を獲得した淋菌に効果のある唯一の治療薬(内服薬)はセフスパンで、セフィキシムが配合されています。海外にはセフスパンのジェネリック医薬品が安価で販売されていて、ジプラックスという薬があります。ジプラックスの有効成分もセフィキシムで、淋菌に対して一定の効果を持つ治療薬です。

クラミジア感染症は淋病と似た初期症状を発症する性病で、男性の場合は排尿時の痛みや違和感を感じます。両方とも性行為によってうつるので、重複感染して併発するケースも珍しくありません。淋病とクラミジア感染症を併発してしまった場合は、まず最初に淋病を治療した後にクラミジアの治療をします。両者に有効な治療薬がないので、2種類かそれ以上の薬を使用する必要があります。